僕は格闘技が大好きで、自分でも【極真空手】を20年間続けています。

今回はいつもと趣向を変えて、趣味である極真空手について詳しく解説していきたいと思います。
他のフルコンタクト空手に関してはコチラの記事で紹介しています。
この記事でわかること
・極真空手とはどんな空手かわかる
・極真空手が【弱い】といわれる理由
・極真空手のルールがわかる
・月謝と年会費がわかる
・黒帯になるための方法と期間がわかる
目次
極真空手とは?
1964年に大山倍達総裁が立ち上げた「直接打撃」の空手です。「ケンカ空手」なんて言われていたこともあるようです。(公式サイトはコチラから)
オリンピック競技になった【寸止め】ではなく、直接相手に攻撃を当てて戦う空手です。
全世界累計会員数1200万人以上を誇る一大組織です。
極真空手の分裂騒動について
実は「極真」名のつく流派はたくさん存在しています。
「極真会館」「新極真会」「極真連合会」「極真館」など...
なぜこんなに流派が混在しているのでしょうか?
それは、大山総裁死去後の後継者争いが原因です。
大山総裁は遺言で、後継者を現・極真空手館長の松井章圭氏を指名していたようですが、これに納得のいかに人がそれぞれに「極真」と名のつく流派を立ち上げていったと言うことです。
ちなみに僕が習っている流派は「極真空手(松井派)」なので、これから書く極真空手は【松井館長派の極真空手】だと認識してください。
追記
2022年6月4・5日に開催される体重別の全日本選手権大会を、日本真正空手道連盟 真正会と共同開催することが決定しました。
これから様々な流派を交えて、真のチャンピオンが生まれるのが楽しみですね。
第53回全日本選手権大会/6月体重別全日本選手権大会の記者会見の模様
2022年5月3日追記
第53回全日本大会は西村界人選手が優勝しました!(大会結果はこちらから)
前回大会では無念の準優勝だったので、今大会で雪辱を晴らすことができましたね。
女子では佐藤七海選手が2連覇を達成!
小柄ながらスピーディーで無尽蔵のスタミナと強力な鎖骨打ちが特徴の選手です。
極真空手のルールについて
極真空手のルールについてざっくり解説します。
・顔面への拳による攻撃、金的への攻撃禁止
・相手の顔を蹴ったり、足払いで相手を転倒させたあと下段突き&残心を決めれば技あり(←新ルール)
・攻撃を効かせたら技あり、再起不能なら1本勝ち
帯の順番を解説
白→オレンジ→青→黄色→緑→茶→黒の順番です。一本線を合わせると12種類あります。

帯のランク(?)が上がることを「昇級」といいます。
黒帯になる方法
基本的には【昇級審査のでき】と【日頃の稽古への取組み】を総合的に判断して昇級が決まります。
黒帯になる方法と期間
黒帯になる方法は、上記の条件を高いレベルでクリアし【10人組手】を達成する必要があります。
【10人組手】とはその名の通り10人と連続で組手をする事です。
結構ボコボコにされた記憶があります。それに耐えうる肉体と精神力が求められるというわけです。
期間としては短くて4~5年くらいだと思います。
(年3回程度行われる昇級審査に順調に合格していけばそれくらいかと思いますが、完全にその人次第なので根拠はありません。)
ちなみに僕は、4歳のときにはじめて黒帯になったのが6年生の時でした。なので8年くらいかかりました。
才能があり、稽古熱心で試合や審査にどんどん挑戦すれば割とすぐになれるかもしれませんが、だいたいの人は部活や仕事、勉強など様々な理由でやめていきます。
しかし、やめずに地道に稽古を重ねれば必ず黒帯にはなれますのであきらめないでください。
【極真空手は弱い?】実際に感じた弱い3つの理由
長年習っている身としては「弱い」なんて言いたくないのですが、正直なところ最強だとは思っていません。
しかし、検索で「極真空手 弱い」というワードが候補に出てきてしまう時点で多くの人が感じている事だと思います。
そこで、実際に習っている側の視点で、なぜ極真空手が弱いと言われるのかについて無理矢理絞り出して説明します。
弱い理由1.顔面への攻撃がない
これが一番突っつかれているところです。
というよりコレがすべてと言っても過言では無いと思っています。
人間にとって最も重要な部位である【顔面】【頭部】への攻撃がない。
格闘技や武道において矛盾しているというか理にかなってないというか...
このルールによって組手の間合いも超接近戦で腹を殴り合う我慢比べ的な試合になりがちです。
要するに実践的じゃないです。
弱い理由2.選手層が薄くなった
松井派の極真は最近でも分裂を繰り返しています。
世界大会を二連覇した中村誠師範の脱退により、関西方面の有力選手がごっそりいなくなりました。
鹿児島等の九州地方を率いていた竹師範も脱退した事により九州の選手もいなくなりました。
また全日本チャンピオンの高橋佑汰選手や現世界チャンピオンの上田幹雄選手といった超有力相次いで脱退しています。
海外選手で言えば、第10回正解大会チャンピオンで100人組手も完遂したタリエル・ニコラシビリ選手や第12回世界大会チャンピオンのザハリ・ダミヤノフ選手も現在は他流派に移籍しています。
伝統派に寄せたルール改定に納得できなかったのか知りませんが明らかに選手層が薄くなったと感じています。
これも極真が【弱い】【弱くなった】といわれている理由だと思います
弱い理由3.古くさいイメージがある
【空手】と聞いてよく知らない人は何をイメージするでしょう。
角刈りのガチムチ男が汗だくで瓦を割っている姿でしょうか?
それとも道着を着て森の中で滝に打たれながら正拳突きしている姿でしょうか?
正直どちらも間違ってませんし、今でも合宿とかで滝を浴びたりはします。
要するの【時代遅れ】感があるのだと思います。
現在テレビなどで放送されているRIZINやボクシングって洗練されて華やかな試合が多いじゃないですか。
試合内容も選手のカリスマ性もメディアでの取り上げられ方も。
それに対して【空手】ってどちらかと言えばマイナーだし進歩していないイメージがあるんじゃないかと思います。
それでもやっぱり極真は強いんだ!
弱い理由を説明してきましたが、やっぱり声を大にして言いたいことは、
極真はやっぱり強いよ!
って事なんです。
確かに顔面攻撃はありませんが、顔面以外の攻撃耐性が非常に高いです。要は撃たれ強いです。
極真空手は基本的に体重関係なしに試合が行われる事があります。
ボクシングのように体重ごとに細かく階級分けされていません。(ウェイト制大会という体重別の試合もありますが)
自分より10キロ以上重い相手と戦うこともよくあります。
そういう相手からの攻撃にも耐えられるよう、日々稽古に励んでいます。
実際、極真空手からK-1や総合格闘技に転向して活躍している選手もたくさんいるので一概に弱いともいえないと思います。
極真空手から転向して活躍している選手
繰り返しになりますが、本当は「極真は強いんだ」って事を知って欲しいんです。
そもそも格闘技や武道はそれぞれルールがありますし、誰と比較するかによって弱いか強いかって変わってくると思うんです。
そこで、極真空手から他の格闘技に転向して活躍している(活躍していた)選手をまとめてみました。
極真に限らず、フルコンタクト空手家の技の切れや重さ、無差別試合でも戦えるタフネスさは他の格闘技でも通用します。
それを体現してくれている格闘家を紹介します。
極真が強いんじゃなくて、その選手の格闘センスが高いだけでしょ?
なんてことはお願いなので言わないでください。
那須川天心
ベイ・ノア
与座優貴
中島千博
極真空手の月謝はいくら?
支部によって違いますが、基本的に1万円程度です。
そのほかに年会費が1万円ほどかかります。
正直ちょっと高いなと思います(笑)
現世界チャンピオンは誰?
上田 幹雄(うえだ みきお)選手です。
188cm,104kg,26歳
残念ながら第12回世界大会優勝後、極真会館を退会しMMAに転向しています。
「極真空手の強さを証明する」という意気込みのもと、新たな挑戦に挑んでいます。
まとめ
・極真空手は直接打撃制の空手
・月謝は約1万円
・帯の種類は12種類で黒帯になるには短くて4~5年
・顔面攻撃への対処を学べば、極真空手は強い
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
お時間があれば空手を習うメリット・デメリットについてもご覧ください。
また、日常に役立つ情報も発信しているのでよければご覧ください。